この一線を越えたくて|水流苑まち(つるぞの・まち)|note
たとえば恋人に振られたとして、その瞬間はめちゃくちゃ悲しかったとしても、翌朝にはその人のことを嫌いになって、もう次の恋をしている。これまではそんなパターンが多かった。 今回、恋人と別れ話が浮上した時も、最初こそこのまま崩壊するんじゃないかってくらい泣きじゃくったけど、数日もすれば平気になっていた。さすがに嫌いにはなってないけど、求める気持ちもほとんどなくなって、次はどんな人がいいかな、なんて妄想してみたりして。 毎回こんなだから、自分は人に執着しない人間なんだと思っていた。人への想いを断ち切っていける自分を愛していた。 でも、たぶん、私は人に執着しないんじゃなくて、誰より
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